教育ローン 金融公庫

スポンサードリンク

金融公庫の教育ローンを調べてみた

国民生活金融公庫(国民金融公庫)は、平成20年10月1日から
『日本政策金融公庫』になりました。

 

これまで国民金融公庫が手がけてきた「国の教育ローン」が
平成20年10月から「日本政策金融公庫」の業務となりました。

 

 

これまでとの違いは貸し付けの対象範囲は、世帯の年間収入が
990万円以下(事業所得者は770万円以下)という条件でしたが、
年間収入の上限が引き下げられ、しかも子供の人数に応じた金額設定と
なりました。ここで言う(世帯の年間収入)とは申込者の収入だけでなく、
配偶者の収入や、同居父母の年金等も含まれます。

 

 

具体的には、以下の様になります。
  子供の人数   給与所得者 (事業所得者)
   1人      790万円   590万円
   2人      890万円   680万円
   3人      990万円   770万円
   4人以上    3人の金額に4人目以降の子供の人数
           1人あたり100万円ずつ加算した金額
           (所得事業者の場合は、所得加算した金額)

 

 

(注 1) 「子供の人数」とは、申込者が扶養している子供の人数で、年齢・、就学の有無を問わない。また、学生本人が申込者となる場合で子供がいない ときは、上記の「子供の人数1人」の金額となる。
(注2) 「子供の人数」が2人以下で、世帯の年間収入が上記表の金額を超える場合でも、「世帯の年間収入が990万円(事業所得770万円)以内であって、次のい ずれかに該当する場合」は申込が可能。
(1) 勤続(営業)年数が3年未満
;(2) 居住年数が1年未満 
(3) 返済負担率(借入金年間返済額/年収)が30%超

 

融資額と返済期間について

★融資額
 ・学生、生徒1人につき300万円以内(平成21年8月2日までは、
 学生、生徒1人につき200万円以内)

 

 

★返済期間
 ・15年以内(交通遺児家庭・母子家庭は18年以内)
  平成21年8月2日までは、10年以内(交通遺児家庭・母子家庭は11年以内)
平成20年10月以前との違いは、上記の子供の人数や、世帯収入の
条件が新しくなったことや、融資額が引き上げられ、返済期間が
長くなったぐらいで大きな変更は、ないものと思われます。

 

 

「国の教育ローン」を利用する場合、最も気になるのが審査に通るかどうか
又融資額はいくらまで可能かと、いったことでしょう。

 

この「国の教育ローン」実際の申込書類の審査は、日本政策金融公庫の
支店以外にも受託機関となる金融機関(銀行、信用金庫、信用組合、
ろうきん、JA)などの担当窓口が行っています。

 

利用する金融機関の担当者を訪ねて、申込書類をもらう段階で色々と
質問してみるのがいいでしょう。

 

 

保証については、(財)教育資金融資保証基金の保証または、
連帯保証人(1人以上)のどちらかとなります。

 

多くの方が保証基金を利用しますが、その場合保証料として(年1,0%相当分)が、
融資金額から一括で差し引かれますので注意して下さい。

スポンサードリンク

保険とローン

金融公庫の教育ローンを調べてみた関連ページ

国民生活金融公庫 理由
教育ローンを検討するなら、ぜひ国民生活金融公庫を検討してみてください。金融公庫で借りる教育ローンのメリットとは?役に立つ情報を集めてみました。