債務整理 借金 返済

債務整理で借金返済しましょう!

●債務整理について
債務整理は、司法書士または弁護士が間に入って債務者の代理人として債権者との話し合いにより借金の整理を行っていく方法で、あくまで借金の返済を続けていくことが可能な場合に検討、対処すべき方法ということです。

 

実際にどのようなことを行うのでしょうか。債務整理の実際の手続きでは、司法書士または弁護士が債権者と債務者の間に入って話し合い、利息制限法に従って利息の引き直しを行い、再計算した借金の元金について利息をカットした形で3年程度の期間で返済をしていくというものです。

 

債務整理の簡単な手続きの流れとしては、
(1)司法書士か弁護士が債権者と債務者の間に入って債務の調査を行います。
(借金の額や利息、いつ頃から返済をしているのかなどを調査)

 

(2)各債権者と借金の減額の交渉や支払い方法の交渉を行う

 

(3)それぞれの債権者と契約を締結し、その契約に基づいて3年程度の期間で返済していく

 

 

●債務整理で借金返済額を減らす
債務整理の手続き完了後は、返済額に利息を付ける必要がなくなることで、今まで通りの返済を続けていく場合と比べても完済までに支払う金額を減らすことができます。
また、債務整理では消費者金融のように高い利息の債権者に対して長期に渡って返済を繰り返している場合など、これまでに利息制限法を超えて支払った利息を元金から差し引くことで、大幅に返済額を減らすことができるのです。

 

支払い過ぎて元金を超えているようなケースでは、払いすぎた過払い金を債権者に対して「返還請求」することができるのです。

 

債務整理は自己破産や民事再生とは異なります。一部の借金のみの整理ができるので、保証人が付いている借金を除いて手続きをしたい場合とか、住宅ローンの分を除いて手続きをしたい場合などでも債務整理を使うことができまます。財産を処分するなどの必要はありませんので、自動車などの財産を所有していて、どうしても手放したくない場合に、債務整理は有効な借金整理の方法になるのです。

 

 

●債務整理は誰にも知られずに手続きできる
このような債務整理は他の借金整理の方法とは違い、裁判所を通さないことで、同居している家族、友人、同僚などにも知られることはありません。

 

債務整理を依頼した後は司法書士、弁護士だけで交渉をしてくれますので、仕事が忙しくて都合がつかない方や裁判所に行く時間がないといった方、または同居の両親などがいて裁判所への外出や裁判所からの連絡を避けたいといった方でも、簡単に債務整理の手続きをすることができます。

 

ただ、最初にも申し上げましたが、債務整理の手続きでは原則として「元本を3年程度の期間」で返済をしていかなければなりません。
借金の総額が高額な場合には無理な返済プランを立てて債務整理を行うことは避け、最初から「自己破産」や「民事再生」を選択して手続きをすべきでしょう。

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