死亡保険 定期

死亡保険の定期型は、実は保険料が安いとは?

定期保険は、生命保険の原型と言える保険です。

 

10年や15年などの保険期間内に、死亡したり所定の高度障害状態になった時に
保険金が支払われますが、満期保険金はありません。

 

また、長期の定期保険ではない限り契約返戻金がほとんど期待できないことから
「掛け捨ての保険」とも呼ばれています。

 

 

掛け捨てのため、保険料の安さは死亡保障を備えられる保険の中で、ト
ップクラスになっています。保険金額が保険期間中はずっと変わらない満期
保証金がない、一定期間内の死亡保険をカバーする定期保険が一般的です
が、一定期間生存していると祝い金(生存給付金)がもらえる「生存給付金
付定期保険」や、契約後少しずつ死亡保険金額が減っていく「逓減定期保
険」またその真逆の「逓増定期保険」などがあります。

 

 

 

●生存給付金付定期保険は、保険期間中に死亡または所定の高度障害状態になったときに保険金
が支払われ、保険期間中生存していれば、一定期間が経過するごとに生存給
付金が支払われるものです。払い込んだ保険料よりも総受取額が少なくなる
ものが多くなっています。

 

 

●逓減定期保険は、死亡保険金が規則的に減っていく定期保険です。
逓増定期保険は、死亡保険金が規則的に増えていく定期
保険です。逓減・逓増定期保険いずれも保証額は変わりますが、保険期間中
に保険料が上下することはありません。定期保険は、契約日から満期日まで
の間に死亡すすれば保険金が支払われるものですが、しかし満期になったら
保障は切れてしまうのかというと、そうではなく、健康状態を問わず、もう1クール
継続することもできます。

 

このことを「更新」と言います。

 

保険期間満了後は、80歳、90歳まで更新可能で、病歴等の告知や健康診査をしなくて
も新たに契約できる、無告知・無診査で更新できる制度です。更新前に入院
していたとしても、もとの保険と保険期間が同じで、保険金額がそれ以下で
あれば、新しい定期保険に加入することもできます。ただし、保険料は更新
する時点の年齢と保険料率で再計算されるため、更新の都度高くなります。
更新の度に保障を減らすのであれば保障期間が短い定期保険をずっと同じ保
障を続けてる予定であれば保障が必要な期間に相当する長さのものを選ぶと
良いでしょう。