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生命保険の見直しで、メリットとデメリットが発生？
あなたの生命保険は大丈夫ですか？
現在あなたが加入している生命保険を見直すことで思わぬメリット・デメリ
ットを発見することができます。
まず第一段階としてあなたの家族全員の加入している生命保険証券をチェッ
クし、被保険者ごとに仕分けします。
死亡保障（死亡保険金額）と医療保障（入院日額）は、複数の保険に加入し
ていたら全部を合計しますがチェックポイントは以下の５つあります。。
チェックポイント１
以下のような保険における死亡保険金額をチェックします。
終身保険、定期保険（特約）、収入保障保険（特約）、３大疾病保障定期保
険特約など。
上記の収入保障保険（特約）は、年金年額または月払い給付金額で記載され
ており、年金年額の場合は年金年額×残りの回数（または残りの年数）、月
払い給付金額の場合は月払い給付金額×12か月×残りの年数で計算します。
その際、災害割増特約や傷害特約など、事故で死亡したときに上乗せされる
保険金額は含めません。
それは必要な死亡保障額は病死の保険金額で判断するからです。
チェックポイント２
病気、ケガで入院したときに受け取れる入院日額をチェックします。
ポイント３
死亡と入院以外に、どんな保障がついているかをチェックします。
たとえば、３大疾病（がん・急性心筋梗塞・脳卒中）にかかったときに一時
金が受け取れる、がんやがんを含めた生活習慣病で入院したときに入院日額
が増える、女性特有の病気で入院したら入院日額が増えるなど。
ポイント４
死亡保障と医療保障がいつまで続くかをチェックします。
死亡保障は終身保険（一生涯）と10年などの更新型の特約で構成されている
ことが多いので、特約の残り期間を確認します。医療保障も更新型は残り期
間を確認します。
ポイント５
現在の保険料と、更新後の保険料をチェックします。
更新型は保険料の払込が終わるまでいくら払うかの総合計額も計算しておき
ましょう。
もし、保険証券を見てもよくわからない場合は、保険会社の営業担当者また
は相談窓口などで確認してください。
自分に必要な保障額を把握しよう！
第２段階は自分に必要な保障額を把握することです。
自分に必要な死亡保障額は、性別、未婚・既婚、職業、扶養の必要のある子
どもの人数、住まいが持家・賃貸、貯蓄額など各家庭の状況で異なります。
死亡保障額は各家庭で異なりますが、必要な医療保障額は、各家庭の状況で
大きく異なることはありません。
必要な医療保障額は最低日額5000円、可能であれば１万円が目安です。
しかし、自営・自由業の人は、会社員に比べて公的保障が少ないので、１万
5000円を目安にすべきです。
第３段階としては保障の過不足をチェックすることであり、加入している保
険の保障額と、必要な保障額の過不足をチェックします。また、保障の内容
に不満がないかもチェックしましょう。
見直しが必要なのは主に以下のようなケースです。
１．死亡保障額が適正額と比べて過不足は500万円以上。
２．死亡保障額は適正額だが、必要な保障期間（子どもが独立するまで）を
カバーできていない。または、カバーするためには更新する必要がある。
３．医療保障は、更新型である。
４．医療保障額が入院日額２万円以上ある。
また、見直しを検討した方がいい主なケースは以下のとおりです。
１．医療保障は入院日額5000円だが額が少なくて不安である。
２．医療保障の内容が不満（たとえば、短い入院は保障されない、１入院の
保障限度日数は３０日・６０日などで短い、がんの保障をもっと充実させた
いなど）
３．不要と思われる保障の特約がついている（たとえば、３大疾病保障定期
保険特約、通院特約など）
４．保険料を払い続けられない不安がある（更新後の保険料も含めて）
見直し方法としては、増額、減額、払済、追加加入、新規加入、解約があり
ますが、何がベストなのかを検討して実行することが見直しの総仕上げとな
ります。
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